カーテンとレールを繋ぐアレについて調べる会
洗濯物を出すときにカーテンに引っかかり、「バギャッ」という忌々しい音を聞いたことがある人は少なくないだろう。鮎川の自宅ではベッドとカーテンが接触しているせいか人の5倍はこの音を聞いており、カーテンがあるはずの場所にはただの布切れが力なく倒れている。あ~そろそろ直さないとなぁ…。ということで今回はカーテンとレールを繋ぐ”アレ”について調べてみた。
安直な名前
というわけでさっそく”アレ”について調査していく。まずは正式名称から調べるのだが、この時点で鮎川の知的好奇心は爆発寸前だ。こういったあまりにも日常的すぎるものには御大層な名前がついているのもの*1で、きっとこの僕らがカーテンフックとか便宜的に呼んでいるものにも正式なかっこいい名前があるのだろう。クロスコネクター、ローブジョインター…いや、こんなもんじゃあない。鮎川の想像をはるかに凌駕するかっこいい名前があるはずだ。焦る気持ちを抑えてドキドキしながらGoogle検索をする。
[カーテン レール 繋ぐやつ]検索
...
Google:カーテンフックのことですか?
ん?検索ワード間違えたかな?あはは~鮎川はせっかちだなぁ~。落ち着いてもう一回検索しよっと!
Google:カーテンフックですよ。
なんど調べてもアレの名前はカーテンフックであると出てくる。ありえない。そんな安直な名前なわけがない。カーテンフックなんて名前だとブログのネタにならないじゃん!しかしどうあがいてもアレはカーテンフック、それ以上でもそれ以下でもないのだ。やはり人生というものは常に裏切られるものらしい。これからは友人たちに過度な期待を押し付けることは控えよう。あはあは
承認欲求フック
カーテンフック。普段は全く気にしなかったが、世の中のカーテンを見比べてみると不思議なことに気づいた。なんとカーテンがレールを覆うものとレールがむき出しになっている2種があるのだ。これはカーテンフックについて知るための重要なきっかけだろう。さっそく調べてみると、やはりこの違いは意図して作られたものらしい。
カーテンフックにはAフック、Bフックという区分がある。前者はカーテンがレールが露出するタイプ、後者はカーテンがレールを完全に覆ってしまうタイプだそうだ。小汚い生活をしている鮎川にはAとBの違いにメリットを感じないが、きっと世の中にはカーテンレールを来客者に見せびらかすことで快楽を得る人間がいるのだろう。承認欲求とは底知れないものだ。
十フック十色
フックのスタイルに違いがあることは先程書いた。しかし人間が性別だけで区別できないように、フックにもさらに細かな性格がある。今回は主要な3タイプを紹介しよう。
カーテンフッカーズ、カモン!
重てぇもんなら任せろ!鉄フック
エントリーナンバー1は鉄フック。彼はその名の通り鉄でできている。そのため非常に頑丈で、重たいカーテンでも容易に吊るすことができる。劇場用の幕などで使われるそう。また、とても安価に量産できるらしく「とりあえず鉄フックつけとけ」というほど頼りがいのあるフックなのだ。
コミュ力最強!アジャスタ―フック
次のフックはアジャスターフック。彼の特徴はなんといってもそのメカメカしいルックスだろう。先ほどフックはA,Bフックの2種類に分類されるといったが、このフックはそのどちらにでもなれるのだ。アジャスターフックとレールの接続部は可変式になっており、それをスライドすることで各々のカーテンに合わせてA,B両方に変化できる。日替わりでカーテンを楽しみたい人におすすめだ。しかし、主な材質はプラスチックのため経年劣化などで破損することが多い。完璧なフックなどないのだ。
よく変わってるって言われるんすよね。ギャザーフック
続いてギャザーフックの紹介だ。ギャザーフックとはギャザーカーテンを取り付けるためのフックだ。ギャザーカーテン…って知ってる人いるの?僕は知りませんでした。ギャザーカーテンとはカーテンの上部にギャザーを細かく寄せたカーテンのこと。よくわかんないけど構造的に普通のカーテンフックじゃ取り付けられないらしい。そんなギャザーカーテン専用のフックがこのギャザーカーテンだ。ギャザーって言葉がゲシュタルト崩壊してくるね。
その他のフックたち
以上が現在よく用いられているフックなのだが、実は他にも様々なフックがある。
いやすげぇよ、プリーツフックとかもう知恵の輪じゃん。
まとめ
というわけで今回はカーテンフックについて調べた。まんまの名前だとは思わなかったよ~。まじでネタが弱すぎて記事にするか悩んだんですけど、なんやかんやフック情報が出てきたので助かりました。カーテンフックにこんな種類があるなんて鮎川びっくり!みなさんもぜひカーテンフックに目をやってみてくださいね。
おわり。