うんち
うんち
いつも君は僕のすぐそばにいるね。
君の体温はすごくあったかいけれど、僕の気持には鈍感だね。
勉強もゲームもすぐに邪魔して自分のことばかり、誰かとご飯を食べた後はすぐに会いたがる。
「もう会いたくない」何度も伝えたよね。
どれだけつらい言葉をかけても君は笑顔で「またね」と言ってくれる。
ぼくは君が嫌い。
それなのに、君なんて大嫌いだったのに、ぼくはどうしようもなく寂しいんだ。
すごく近くいるはずなのに、ぼくには会いに来てくれない。
「会いたい」って言うほど遠くなるような気がする。
君ともう一度、紙一枚すら隔てず触れ合いたい。
たぷたぷになった胃を揺らしながら今日も君を想う。
うんち